ご挨拶

会長の写真です
中澤 学
近畿大学医学部循環器内科学

みなさま、こんにちは。
2025年2月14日(金)~15日(土)にグランキューブ大阪にて開催されますJ-CalC2025の会長に拝命されました近畿大学病院の中澤学です。
本会は冠動脈石灰化病変治療へのPCI治療をライブデモンストレーションや座学、ハンズオン等で学び習得できる会で、今回が第4回となります。

PCIはデバイスの新化により治療成績が飛躍的に向上してきました。また、インターネット、SNSなどでの情報拡散時代となり、学びの場は解放されていたため、若手の先生方は様々な方法で技術、知識の向上が可能な時代となりました。このような状況においてPCIという治療はまさしく成熟の時代を迎えたといってよいでしょう。しかしながら、本会のテーマとなっている石灰化病変については最適な治療が定まっておらず、PCI残された重要な課題といえます。石灰化病変に対するLesion Preparationデバイスも増えて、さらにFinal Deviceの選択もDES一辺倒の時代から変化しつつあります。これらの選択を熟練の術者であればどのように行っているのか、エビデンスはどうか?ということを熱く議論する必要があります。その中でも今回はCalcified Noduleにフォーカスを当ててこれに対する理解を深めつつ最適治療を探っていければと考えております。

ベテランの先生はもちろんのこと、若手のPCIオペレーターにぜひ会場に足を運んでいただき、Webではできない本気の議論を味わっていただければと思います。
大阪にてお待ち申し上げております。